パルスオキシメーターとは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の
簡易スクリーニング検査で使われる酸素飽和度測定器です。
睡眠中の酸素血中濃度を連続してモニタリングすることで、
睡眠時無呼吸症候群であるかないかを判定します。
使い方は簡単で、指先に洗濯ばさみのように装着するだけ。
針を刺したりする必要がないので、だれでも手軽に使える測定器です。
自宅で簡単に検査できるので、通常は病院で貸してもらって、
自宅で測定し、後日返しに行ってデータを診断してもらいます。
また、郵送で検査してくれるサービスもあります。
(関連記事 ⇒ 睡眠時無呼吸症候群の検査)
パルスオキシメーターを自己所有する人が増えている
最近では安価なパルスオキシメーターが発売されたので
購入して定期的に自宅で測定している人も増えています。
血圧計同様に自宅で手軽に扱え、価格も血圧計並みになってきているので
常時、自宅に置いておくのもいいのではないでしょうか。
パソコンに接続してデータを保存できる機種もあるので、
日頃から呼吸状態をモニタリングしてデータを保存しておけば、
変化があったときに気づきやすいのでおすすめです。
価格は家庭用で9,800円程度から、医療用で高いものは40万円くらいと
かなり開きがありますが、自宅で使用するならもちろん高価なものは要りません。
最低限の機能の付いたもので十分ですが、通販で購入する場合、
必ずユーザーレビューを読んで、評判の悪い製品は避けましょう。
ひょっとするとSASかもしれない…と感じている人は、
まずはパルスオキシメーターで簡易スクリーニング検査から
始めてみてはいかがでしょうか。
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