大きないびきをかくという人は、
睡眠中の口呼吸が原因かもしれません。
口を開けていびきをかくと口内で音が反響するため、
大きないびき音を発生させてしまうからです。
口呼吸してしまう原因は、鼻づまり、飲酒、ストレス、
睡眠導入剤、もともと口呼吸のくせがついているなど様々ですが、
この口呼吸を治すには、大きく分けて3つの方法があります。
口呼吸を治す3つの方法
物理的に口を塞ぐ
あごを固定するサポーターやスノアゴンを装着し、
睡眠中に口を開けないようにするグッズを使うという方法です。
このほか、ネルネルなどの口閉じテープを使うのも有効ですが、
睡眠中にはがれてしまうことがあります。
(関連記事 ⇒ 口呼吸を鼻呼吸に変えていびき改善)
口輪筋を鍛える
口輪筋とは、口を閉じる役目をする顔の筋肉で、
ここが緩むと口を開きやすくなってしまいます。
逆に普段から口輪筋を鍛えておけば、睡眠中の開口防止になり、
大いびきの予防にもなります。
口輪筋を鍛えるには、いびきをかかないトレーニング法の
口周辺のトレーニングなど口輪筋のエクササイズが有効です。
また、パタカラやフェイシャルフィットネスPAOなど
美顔アイテムを使ったエクササイズも有効です。
(関連記事 ⇒ パタカラを使ったいびき防止トレーニング)
このほか、ガムを噛むことでも口輪筋を鍛えられます。
鼻づまりを解消する
睡眠中に鼻づまりによって鼻呼吸が十分できなければ
口呼吸するしかないので、必然的にいびきを誘発してしまいます。
睡眠中は副交感神経の働きにより、鼻腔内の毛細血管が拡張するので
誰でも夜は鼻がつまりやすくなるものですが、
アレルギー性鼻炎などの鼻疾患が原因の場合は、
その治療をすることが第一となります。
手軽に使えるアイテムとしては点鼻薬がおすすめです。
(関連記事 ⇒ 市販のいびき防止グッズ(点鼻薬編) )