眠っているときに、体がビクンッ!となって
目が覚めてしまったことはありませんか?
一種の筋肉の痙攣ですね。
私もたまにありますが、ハッ!として急に目が覚めるんですよね。
このジャーキング、電車の中での居眠り中とか、
机に突っ伏して寝てるときなどによく起きます。
つまり、不自然な姿勢で眠っているときに起きやすいんです。
ジャーキングの原因はまだ研究中
ジャーキングはしゃっくりなどと同じく筋肉の不随意運動で、
今のところ、原因ははっきりと解明されていません。
仮説では、レム睡眠時に筋肉の弛緩を脳が「落下」と認識してしまい、
筋肉収縮の神経伝達をしてしまうのではないか、といわれています。
つまり、脳が間違った指令を出すのが原因では?ということなんですね。
【ジャーキングはこんなときに起きやすい】
- 疲れが溜まっているとき
- 無理な姿勢で寝ているとき
- ストレスを感じているとき
- 長時間起きているとき
- 落ちる夢を見たとき
よくビクッとなる...という人は、最近、疲れていませんか?
嫌なビクつきをなくすには、疲労を取るのが一番。
半身浴して、体をリラックスさせてから就寝するのがおすすめです。
高齢者に多い周期性四肢運動障害とは?
ジャーキングは誰にでもあることで、病気ではありません。
しかし一晩中、周期的に起こる場合は、「周期性四肢運動障害」
という病気がが疑われます。
この病気は周期的にビクつきが起こるため、
そのたびに覚醒してしまい、睡眠が浅くなってしまいます。
そのために不眠になったり、逆に過眠になることもあり、
年を取るに従って増加する、高齢者に多い病気です。
高齢者の人で、最近眠りが浅い、夜中によく目が覚める、
眠ったのに寝た気がしない...といった人は、
病院で検査を受けた方がいいかもしれません。