市販されているいびき防止グッズは非常にたくさんあるので、
いったいどれがいいのか...と、迷ってしまいますよね。
そんな中で、今回はお手軽に使えるアイテムをご紹介します。
口閉じテープ(価格 1,000円未満)
「ネルネル」などの商品があります。
唇の上から貼り、睡眠中に口が開かないようにするテープです。
口呼吸が原因でいびきをかく人に有効ですが、鼻呼吸だけになるため、
鼻づまりのある人は使わない方が無難です。
口に貼るだけなので、セロテープやガムテープでもできますが、
かぶれることがあるので、注意しましょう。
口閉じマスク(価格 1,000円程度)
「いびきマスカット」などの名称で売られています。
シリコン製のマスクで、装着すると開口できなくなります。
やはり、口呼吸が原因でいびきをかく人に有効です。
シリコン製で通気性がないので、朝起きると、汗や息による水蒸気で
ベトベトになっていることも。
鼻孔拡張テープ(価格 1,500円程度)
テレビCMで有名な「ブリーズライト」が代表的な商品です。
寝るときに鼻の上から貼り付けます。
テープ内側のプラスチックバーの反発力で鼻の穴を広げるだけのものです。
鼻呼吸を促進しますが、慢性的な鼻づまりには効果がないともいわれています。
軽い鼻づまりが原因で口呼吸になる人に有効ですが、
朝になるとはがれていることも。
鼻孔拡張リング(価格 1,500円程度)
「ノゾベント」などがあります。
鼻の穴に挿入し、プラスチックの反発力で鼻孔を広げ、
鼻づまりを軽減し、鼻呼吸を促進するというものです。
鼻孔拡張テープよりも、より鼻孔が広がります。
外れやすいので、朝になると取れてしまっていることも。
マウスピース(価格 2,500円程度)
医療用マウスピース(スリープスプリント)は、睡眠時無呼吸症候群の
治療にも使われており、下あごを前方に出した状態で固定し、
気道を確保するというものです。
それに対して、市販のマウスピースは単に開口を防ぐだけのものです。
口の中の違和感が気になって眠れないという人も。
「いびきくん」などの商品が売られています。
鼻づまり解消と口呼吸防止の簡易なアイテム
ご紹介したお手軽ないびき防止グッズは、
鼻づまり解消か口呼吸防止のアイテムなのがお分かりでしょうか。
鼻づまり⇒口呼吸⇒いびき発生
または
開口ぐせ⇒口呼吸⇒いびき発生
という、あまり深刻ではないいびき用のグッズと考えた方がいいようです。
安価なものを試してみるのもいいですが、
期待しすぎず、あまりお金を掛けすぎないようにしましょう。