長崎大学大学院工学研究科で、エアバッグを応用した
いびき防止装置が開発されました。
これは、睡眠中に舌根沈下を防ぎ、気道を塞がないように
エアバッグのふくらみを利用して姿勢を制御するというものです。
この装置はヘッドギアとエアバッグを組み合わせたもので、
センサーがいびきを感知すると、エアバッグが膨らみ、
この空気圧により、頭の位置を変えるという仕組みになっています。
普通の枕で寝た場合、頭はうつむき加減になり、気道を狭める原因になりますが、
この装置を使うと、常にうつむき加減にならず、あごを上げる姿勢になるため、
気道を確保できるということですね。
さらにこの装置では、頭を約6cm持ち上げることで、
「閉口頭部拳上法」という姿勢を作るそうです。
あるほど!これさえあれば、いびきをかかなくて済みそうですね!
しかし・・・
寝るときにヘッドギアを被り、なおかつ首周りに大量のエアバッグ...。
ビニール製のエアバッグが空気圧で膨らめば、ガサガサ音とか、
空気を送るコンプレッサーが「プッシューッ!」と音を出すんじゃ...
果たしてこれを装着して眠れるのでしょうか?
気道を確保することで、いびきは軽減されるのだろうとは思いますが、
こんなの被って寝たくないです...。