日中、起きているときは何ともないのに、夜、布団に入ると鼻がつまってくる。
こんな経験のある人は、案外多いんじゃないでしょうか?
そういう私もときどき感じることがあります。。。
鼻がつまれば口呼吸を誘発するので、いびきをかきやすくなってしまいます。
鼻呼吸はいびき防止の大前提ですから、口呼吸はしない方がいいんですが...
そうは言っても、鼻が通らなければ口で呼吸するしかないですよね?
で、そもそもなんで夜になると鼻がつまるのかという話ですが、
これは副交感神経の働きによるものなんです。
副交感神経の働きで、夜は鼻づまりモードに
日中の活動中に使われている交感神経が、夜になると副交感神経に入れ替わり、
体の活動を抑制し、全身の筋肉や血管を弛緩させようと働きます。
そのため、日中は収縮していた鼻粘膜の毛細血管が拡張して血液が流れ込み、
鼻腔の面積が狭くなるので、つまりやすくなる、というわけなんです。
のどの粘膜も同じように拡張するので、上気道が狭まり、
これまた、いびきをかく原因になってしまうことも。
ほかにも、「自覚症状のないアレルギー性鼻炎に罹っている」、
「喫煙によって鼻粘膜が炎症を起こしている」なども考えられます。
特に、頻繁に鼻が詰まる場合は、アレルギーを疑ってみてください。
いずれにしても、夜間の鼻づまりが原因でいびきをかいているかも?
っていう人には、やはり耳鼻科での診察がおすすめです。
管理人は夜中にひどく鼻が詰まると、第一類の点鼻薬を使うことがありますが、
含有されている血管収縮剤の副作用により、連用するとだんだん効かなくなるので、
なるべく我慢するようにしてます。
最近試したものの中で、もっとも効果を感じたのは健康茶。
2~3日飲むと鼻の通りが驚くほどよくなります。
とりあえず手軽にできることとして、鼻腔拡張テープなどの
お手軽アイテムを試してみるのもいいかもしれません。
これだけで鼻が通り、いびきが治まれば幸いですからね。