やたらと朝早く目が覚めてしまう、夜中に何度も目が覚める、
そもそも寝つけないなど、睡眠障害を持った人は多いようです。
そんな中で、十分に眠ったはずなのに疲れが取れず、
眠った気がしないという症状が熟睡障害です。
そもそも最適な睡眠時間は個人差があるので、
5時間で十分という人もいれば、9時間でも足りないという人も。
ですから、長時間眠る人が熟睡障害とは限りませんが、
長時間睡眠をとっても疲労感が抜けない状態が続くようなら、
この熟睡障害を疑いましょう。
熟睡障害の原因と対策
熟睡障害の原因は多岐に渡り、特定するのは難しいのですが、
例えば、下記のようなことが考えられます。
- 不規則な生活リズム
- 昼間の運動量の不足
- 強いストレスによるもの
- アルコールの摂りすぎ
- ステロイド薬やアレルギー薬などの薬の影響
- 精神的な疾患によるもの
- 脳の疾患によるもの
- ホルモンバランスの乱れ
自分でできる熟睡障害の対策
睡眠リズムを整える
毎朝、同じ時間に起きて、夜も同じ時間に就寝することで、
体と脳に入眠の準備をさせるようにします。
就寝前の習慣を見直す
就寝前に脳が覚醒してしまう習慣があれば、これをやめます。
コーヒーを飲む、喫煙、パソコンやスマホの画面を見るなど、
いずれも脳を覚醒させてしまう要因です。
継続的に運動する
何もしなければ、加齢とともに筋肉量は減少していきます。
筋肉量が減ると体が冷えやすくなり、新陳代謝も低下します。
このため、疲れが取れにくい体になってしまうのです。
日頃から積極的に運動することを心がけましょう。
トリプトファンを含む食べ物やサプリを摂る
トリプトファンはセロトニンやメラトニンなどの
睡眠に係わるホルモンを作るのに欠かせないアミノ酸です。
こうしたホルモンは加齢とともに分泌量が減少するので、
積極的に補いましょう。
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