口を開けてないのに発生する「鼻いびき」。
何らかの原因で鼻呼吸がしづらくなり、
呼吸時の空気の流れが乱れることで起こります。
鼻呼吸がしづらくなって口を開けてしまえば、
今度はのどから、「のどいびき」が発生してしまいます。
意外と気になる「鼻いびき」についてお伝えしますね。
鼻いびきの原因と治し方
鼻の疾患
鼻中隔湾曲症や副鼻腔炎、鼻茸、慢性肥厚性鼻炎などで
粘膜肥厚により鼻腔内が狭くなることで、鼻呼吸がしづらくなって、
鼻いびきが発生することがあります。
鼻の乾燥
前回の記事でも書きましたが、鼻腔内が乾燥すると鼻呼吸が乱れ、
鼻いびきが発生することがあります。
(前回の記事 ⇒ 鼻いびきの原因になる鼻腔の乾燥を防ごう)
鼻いびき対策
鼻いびきだけをかき、のどいびきをかかない人は、
口を開けるほどは苦しくない人と思われます。
つまり、いびきとしてはまだ軽い方です。
慢性的な鼻づまりがあったり、鼻アレルギーが疑われる人は、
まずは耳鼻科で診察を受けることをおすすめします。
治療によって鼻の通りをよくすることで、改善することが可能です。
鼻づまりなどの症状がない場合は、鼻腔の乾燥が原因の場合もありますが、
副交感神経の働きで鼻腔内の毛細血管が拡張して、鼻腔が狭くなり、
鼻呼吸がしづらくなっているだけかもしれません。
(以前の記事 ⇒ なぜだろう?夜になると鼻がつまる⇒いびきの原因に)
睡眠中は交感神経から副交感神経に切り替わるのが普通なので、
誰でも鼻がつまりやすくなるものですが、
人によっては鼻いびきが発生します。
こんな場合は市販のアイテムで対応可能です。
- 鼻腔拡張テープ
- 点鼻薬
- 保湿点鼻スプレー
こういったアイテムを駆使するだけで改善が期待できます。
鼻の疾患がないのに鼻いびきをかく、という人はぜひお試しください。