いびきをかくことで、様々な生活習慣病になりやすくなる、
という研究結果が、実はたくさあるんです。
一歩間違えば死んでしまうこともある病気の原因になったり、
悪化させてしまういびき。
いびきと関係があるといわれる、主な生活習慣病をご紹介しますね。
心筋梗塞・狭心症
いびきをかく人はかかない人では、心筋梗塞では約5倍、
狭心症では約2倍の発症リスクがあるという研究データがあります。
いびきによって、正常な呼吸が妨げられるのが原因ではないかと
考えられています。
脳卒中
いびきによって、酸素を取り入れ二酸化炭素を排出するという、
ガス交換サイクルが妨げられ、二酸化炭素の圧力により、
脳への血流が活発化するのが原因と考えられています。
痴呆症
アルツハイマー性痴呆症などの痴呆症を発症するリスクが高まると
いわれていますが、因果関係は不明です。
高血圧
習慣的にいびきをかく人はいびきをかかない人よりも、
高血圧の発症率が2倍高いという研究結果があります。
物忘れ・認識力の低下
いびきによって、就寝中に正常な呼吸ができない人の中には
低酸素血症を発症する人がおり、その影響で認識力が低下したり、
物忘れが激しくなることがあると考えられています。